第2回「亀岡を有機農業のまちにする」特別講演・情報交換会を開催しました(リサーチアシスタント 岩橋涼)

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第2回「亀岡を有機農業のまちにする」特別講演・情報交換会を開催しました(リサーチアシスタント 岩橋涼)

2月17日(月)、亀岡市のガレリアかめおかにて、第2回セミナー「亀岡を有機農業のまちにする」特別講演・情報交換会を開催しました。亀岡では、昨年11月に地域の方々とかめおか農マルシェを開催しましたが、そのきっかけとなったのが、2018年11月に開催した第1回のセミナーでした。そこで、今回あらためて、このような機会を設けることになりました。

第1部では、株式会社ビオスタイルのマネージャーである本山喜之さんに「有機農産物流通の新しい挑戦〜食からよい社会をつくるために〜」というテーマで、四条河原町にあるGOOD NATURE STATIONでの取り組みと、有機農産物やその他農産品の流通・販売での方針についてお話しいただきました。

有機農産物の生産・消費の拡大に向けては流通の問題が指摘されていますが、本山さんからは、流通業として「四方よし」(「作り手よし」「売り手よし」「買い手よし」「未来よし」)をめざしていること、そして「腹落ちした信頼関係」の構築を大事にするというお話がありました。また、「作り手の思い≠買い手の思い」でなく、「自己満足で終わってないか」という指摘や、安さを求める日本のスーパーの現状から慣行野菜の価格を上げる努力が必要という問題提起もありました。具体的な商品として、有機のお茶の花のつぼみを使った酵素シロップなど、有機であることを活かして本来捨てているものを活用する取り組みが紹介されました。

第2部では、参加者が「作り手」(生産者)、「買い手」(消費者・行政関係者)、「つなぎ手」(流通・飲食関係者)の3グループに分かれ、ワークショップをおこないました。各グループが、それぞれの「思い」として、伝えたいこと、やりたいことなどを付箋に書いて模造紙にまとめ、その後、他のグループの「思い」を想像してみるというアクティビティをおこないました。初参加の人も、これまでも一緒に活動をおこなってきた知り合い同士の参加者も、活発に意見を出し合いながら取り組んでいました。

今回のセミナーは、あらためて有機農産物流通と地域での有機農業の取り組みについて考える貴重な機会となりました。今後も、地域の生産者、消費者、流通・飲食業者、行政関係者のネットワークを活かして、亀岡の食と農を考える活動につなげていきたいと思います。

本山氏による特別講演(撮影:FEAST)

ワークショップの様子(撮影:FEAST)